卒業して20年
私が通っていたのは今から20年前、その頃は都道172号線(西池通り)もまだ姿形もなく、ちょうど道路用地の確保をしていた時期と記憶しています。毎日通っていた通学路も今歩くと新しい店舗、マンションの建築等により風景が変わりました。
大人になった今、当時からの友人と会うと6年間の思い出が話題になることもあります。先生の話、運動会の話、修学旅行の話等、不思議と鮮明に覚えているものが多く、話している内にその頃を思い出します。
現在、地域の活動をしていると多くの先輩、後輩と接する機会も増えました。時には祖父母、両親のように温かく見守っていただき、時には兄弟、友人のように何でも相談させていただいています。少子化により豊島区内の学校も統廃合が進む中、80年近くの歴史をもち、地域に根付いた卒業生が多いことも誇りに思っています。
今回の校舎建て替えにより、これからも存続する「池袋第三小学校」であってほしいと願っています。
平成7年度卒業 梅本泰寛さん
(平成29年1月21日「池三同窓会便り」創刊号より、ご本人の許可を得て転載)